学校だより9月号

9月校長講話

11日(水)には、校長講話で「僕が髪を伸ばすわけ」という本の話がありました。病気で入院した小5のこうた君という男の子が、自分に優しくしてくれるみさきちゃんという女の子が薬の副作用で髪の毛が抜けてしまっているのを知り、髪の毛をのばすというお話です。こうた君は、のびた髪の毛をヘアドネーション(寄付)します。

だれかに優しくしてもらうと、今度は自分が誰かに優しくしたくなります。優しさと温かさは次の人へとつながり、またそこで優しさと温かさが芽生えます。高山小学校も、そんな優しさが溢れる学校にしたいですね。

2学期は、誰かのためにお掃除をがんばる。怪我をしている人や小さい子とぶつからないために廊下は走らない。他の人を待たせないために時間はきちんと守るなど、学校全体として力を入れていきたと考えています。

第26回一茶ゆかりの里小中学生俳句大会 優秀作品紹介

特選

おそろいの 長ぐつかっぱ ならぶかさ
3年 小川ひより

カレンダー はやくあいたい なつきくん
3年 篠原孝太朗

くぬぎの木 見つけに行くぞ カブトムシ
5年 藤沢 結伍

おりひめや ひこぼしと行く 星の道
5年 小出 旺林

入選

やってみたい きゅうりをそだてて 丸かじり
2年 栗原 良空

渡りたい 川があるんだ 天の川
4年 馬塲隆三郎

一口で 大きなトマトに かじりつく
5年 成澤 千咲

夏の夜 巨木の樹液 かぶと虫
6年 藤沢 健

なつのそら みあげてみれば ほしすずし
6年 太田 瑛人

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あとがき

先日、掃除の時間に昇降口の階段を通ると、傘立ての傘をきれいに整頓してくれている女の子がいました。私もちょっと前から気になっていたので、一緒に整頓しましたが、その日だけでは、綺麗にしきれませんでした。

それから、何日か経って、ふと玄関の傘立てに目をやると、全学年が整然と並んでいました。きっと、あの女の子がやってくれたんだなと、とても嬉しい気持ちになりました。(文責:教頭)